ガラスを運ぶ画像   サッシ・ガラス(有)豊 建(ほうけん)
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 ガラス修理 参考価格 主な使用場所 幅82cm×高さ90cm
 2mm厚ガラス(透明・型) ほとんどの場合、室内建具 \8000〜
 3mm厚ガラス(透明・すり) 室内建具、アルミサッシなど \1000〜
 4mm厚ガラス(型) 室内建具、アルミサッシなど \10000〜
 5mm厚ガラス(透明) アルミサッシの掃き出し窓など \14000〜
 ワイヤー入り 6.8mm厚ガラス(型) アルミサッシ・鉄製のドアなど \17000〜
 ワイヤー入り 6.8mm厚ガラス(透明) アルミサッシ・鉄製のドアなど \28000〜
 ※パテ施工・シリコン施工などの場合は、別途費用がかかります。 
   夜間・休日指定の場合は、割増し料金になる場合があります。
 ※恐れ入りますが、おおよそのガラス寸法を事前に測って頂けると助かります。 
   ガラスの厚みや種類については、電話でお尋ねします。
 

 ガラスの種類が分からない場合は下記の写真をクリックして下さい。 拡大されます。
2mm型ガラス ナシジの画像  このガラスは、おもに室内建具で使用されている2mm厚の型ガラスです。
 ガラスの模様が、果物のナシの皮に似ているので「
ナシジ」と言います。
 2mm厚の型ガラスは、ほとんどが廃盤になっています。
 他の模様の型ガラスが入っている場合でも、こちらのガラスへの交換になります。  

 昔の建売住宅など、小さなアルミサッシ窓にこのガラスを使っている場合があります。
 薄くて割れやすいので、外部のサッシに使われている場合は非常に危険です。

 強い風に当たると、風圧で割れてしまう事もあります。 4mm厚の型ガラスに交換する事を
 お勧めします。
3mmすりガラスの画像  写真では分かりにくいと思いますが、
 こちらのガラスは、片側が白く濁ったように見える「すりガラス」と言います。
 表面を細かい砂で傷を付け、不透明にしたガラスです。
 厚みは
2mm・3mm・5mmがあり、室内建具やサッシなどで使用します。
 細かく傷を付けた面に手垢や油などが付着した場合、なかなか汚れがとれないので
 最近ではあまり使われていません。
4mm型ガラス カスミの画像  このガラスは、室内建具・サッシなど幅広く使用されている4mm厚の型ガラスです。
 表面は夏みかんの皮のような模様で、デコボコしています。
 4mm厚の型ガラスもほとんどが廃盤になり、現在流通しているのは
 こちらの「
カスミ」だけになってしまいました。
 他の模様の型ガラスが入っている場合でも、こちらのガラスへの交換になります。  

 同じ模様の6mm厚もあります。
網入りヒシクロス型ガラスの画像  このガラスはワイヤー入りの型ガラスで厚みは6.8mmです。
 網目がヒシ型になっているので「
ヒシクロスワイヤー」と呼びます。
 型の模様は上記のガラスと同じ「カスミ」になります。同じ網目の透明ガラスもあります。

 ワイヤー入り型ガラスの模様も、ほとんどが廃盤になってしまいました。
 ガラス修理の際は、こちらの「カスミ」柄になります。
網入りクロス型ガラスの画像  こちらのワイヤー入り型ガラスも「ヒシクロスワイヤー」と同じ厚みで6.8mmです。
 碁盤の目のように並んだこのタイプは「
クロスワイヤー」と呼びます。
 ガラス修理の際は、ヒシクロスワイヤーと同じ「カスミ」柄になります。
 こちらも透明ガラスがあります。


 「ヒシクロスワイヤー」と「クロスワイヤー」の他にワイヤーが並行に入っている
 「たて線ワイヤー」があります。


 【網入りガラスでよく発生するサビ割れについて】

何かをぶつけた覚えがないのに、いつのまにかガラスが割れている・・・なぜ?
その原因のほとんどがこのサビ割れです。

 
ガラス内の網(鉄)が雨水や室内の結露などによりサビて膨張。 膨張した時に割れ目が発生!

太陽熱(日光)でガラスが膨張して割れ目がさらに伸び、下記の写真のようになります。割れ方の特徴としては、割れ目が直線的ではなくウネウネしている事です。
 
黒いツブツブはカビです。このガラスの場合、雨水ではなく結露の水分を拭き取らずに放置した為その水分がU字型ゴムの中に入り込み、網をサビさせたと思います。
  【なぜサビ割れが起こりやすい網入りガラスを使うのか?について】

網入りガラスは、建築基準法の中の消防法で決められていて、延焼を防ぐ為に網が入っています。 
※延焼・・・・火元から他に燃え広がること
 
延焼を防ぐとは?・・・もしも火事になった場合、ガラスは熱で割れて飛び散ってしまい、割れた所から炎が
広がる可能性はありますが、網が入っている場合はガラスが割れても簡単にはガラスが飛び散りません。被害が広がる事を防ぐ意味で網入りガラスが使われています。
 
マンションの廊下面のほとんどが網入りガラスになっていると思います。
これは廊下に炎が広がる事を防ぐ為で、玄関ドアのドアクローザにストップ機能がないのは簡単にドアを開けっ放しにしないよう、延焼を防ぐ意味でストップ機能が付いていない訳です。

 
※ドアクローザは、ドアの上に付いている部品で、ドアを自動的に閉めてくれます。
サビ割れガラスの画像1 サビ割れガラスの画像2
こちらのガラスは赤丸を起点に割れ目が伸びています。 逆さにして拡大するとこんな感じ! 
   碁盤の目模様の「クロスワイヤー」は網目が細かい分、サビ割れの可能性が高くなると思います。
 サビ割れガラスの画像3  サビ割れガラスの画像(サッシゴム)
 上の写真よりもサビの具合が分かりやすいと思います。  ガラスはこのようにU字型のゴムの中に納まっています。

U字型のゴムは、アルミサッシと接触しないようにクッションの役目を果たしています。 
ガラスとゴムの間は、構造上どうしても水分が通るスキマがある為に、外部からの雨水や内部からの結露水が侵入してしまいます。 たまった水分が網をサビさせてしまいます。
  
ガラス修理の時、U字型のゴムの中に左上の写真のように膨張した時に欠けたガラスが入っています。
  【サビ割れを防ぐ対策について】
 
サビ割れは、ある意味自然現象です。
完全に防止する事は難しいですが、サビの発生を減らすために下記の写真のようにサビ止め処理をしたりゴムによる施工ではなく、防水性の高いシーリング施工でガラスを固定する方法があります。

また、網のない耐熱強化ガラス(パイロクリア)に交換すればサビ割れの心配がなくなります。

詳しくは日本板硝子が提供している情報サイト ガラスワンダーランド をご覧下さい。
網入りガラスの網が飛び出ている画像 網入りガラス用のサビ止め画像
 ガラスの断面は、切っただけだと網が飛び出しています。  サンダーで網を削り、サビ止め塗料を塗ります。
 網入りガラス用のサビ止めを塗った画像  故意にガラスを割った画像
 サンダーで削り、ワイヤーガードを塗った状態です。  こちらは衝撃を与えて割ったガラスです。
 
サビ割れの割れ目は、サビた所を起点にウネウネと伸びますが、衝撃を加えて割った時は写真のように衝撃を受けた所を起点に直線の割れ目が放射状に伸びます。なぜ割れたかの特定は、割れ目の起点や割れ方を見ればだいたい分かります。

網入りガラスは、サビ割れの他に「熱割れ」が起こりやすいガラスです。ガラスは太陽熱(日光)で膨張します。U字ゴムの中のように日光が当たらない部分と直射日光が当たっている部分で膨張率が変わる事により、熱割れが発生する可能性があります。
 

またシールやポスターなどを網入りガラスに貼ったり、ブラインドを半分だけ下げておくなどの状態でも、太陽熱(日光)を浴びた時の膨張率が変わる為に熱割れが発生する場合があります。

【賃貸マンションなどではトラブルも】
ほとんどの管理組合では、サビ割れや熱割れを自然現象と判断して、借主に費用の負担を請求しませんが、大家さんと直接関わる場合、トラブルになる事が多いようです。覚えのないガラス破損については、しっかりと調べた方が良いと思います。